ジェンダー平等を希求する研究者・活動家によって構成される男女共同参画推進実行委員会が、「パリテ法」制定20年となる今年、フォーラム「フランスに学ぶーパリテ法の成果と課題」を開催します。
子育て・介護・家事分担の偏重、労働の場における不平等・老後保障の性別格差など、日本の女性を取り巻く現状は改善すべき喫緊の課題を抱えています。中でも政治の場における女性比率の低さが問題となっています。
一方フランスでは2000年に「パリテ法」を制定し、国及び地方の選挙において候補者選出の段階から男女の比率が均等であることが求められ、その結果として女性の働きやすさや少子化抑止等に成果を見ました。本フォーラムはこのフランスの経験から学ぼうと企画されました。
参加申し込み
下記URLにアクセスの上、必要事項をご記入いただき送信してください。折り返し、ZOOM のURL等をご連絡いたします(参加費無料)。
パソコン用URL
https://ws.formzu.net/fgen/S25087035/
スマホ用URL
https://ws.formzu.net/sfgen/S25087035/
申込に関するお問い合わせ
forum2020entry@gmail.com(後藤安子氏)
日時:2020年11月24日(火)13時~17時
主催:男女共同参画推進実行委員会
後援:日本ジェンダー学会
プログラム
総合司会:藤野敦子(京都産業大学教授)
挨拶
赤松良子(公益社団法人日本ユニセフ協会会長、元文部大臣、Qの会代表)
冨士谷あつ子(評論家、男女共同参画推進実行委員会委員長)
報告と提言
「子育て・労働・老後保障におけるジェンダー格差の克服を」
冨士谷あつ子(同上)
「国会議員・地方議会議員の男女共同参画に関する意識調査からみえるもの」
新川達郎(同志社大学大学院教授)
講演
「法律から実質へ:フランスの実生活における女性と男性の平等 ― フランス外交官の視点から」
ジュール・イルマン(在京都フランス総領事)
鼎談
「パリテ法の制定過程と制定後の成果と課題」(録画参加)
Diane Roman(パリ第1大学教授)
Stephanie Hennette Vauchez(パリ第10大学教授)
シモン・サルヴラン(上智大学准教授)
質疑応答
コーディネーター 香川孝三(神戸大学名誉教授)
質問者 伊藤公雄(京都大学名誉教授)
進藤久美子(東洋英和女学院大学名誉教授)
応答者 シモン・サルヴラン(上智大学准教授)
ジュール・イルマン(在京都フランス総領事)
コメンテーター 上杉孝實(京都大学名誉教授)
閉会挨拶
塚本利幸(福井県立大学教授)