プロジェクト

defaut

コンサート「近代日本の女性作曲家たち」
出演:ソプラノ・奈良ゆみ、ピアノ・モニック・ブヴェ

2020年3月5、7日パリ日本文化会館、3月14日シャンピニ教会

フランスではまだ知られていない20世紀初頭の日本の偉大な作曲家5人へのオマージュを贈るコンサート。女性が大きく差別されていた時代、職業的、思想的、家庭的な問題に直面しても、彼女たちは決して心を失うことなく作曲をしていました。

ソプラノの奈良ゆみとピアニストのモニック・ブーヴェが、松島彜、外山道子、渡鏡子、金井喜久子、吉田隆子の作品を演奏します。

コンサートに先立ち、同志社女子大学音楽学部の椎名良輔教授による作曲家の紹介があります。

3月5日(木)19時30分・3月7日(土)15時30分 パリ日本文化会館
3月14日(土)20時30分、シャンピニー・シュール・マルヌ教会

プログラム

椎名良輔氏による作曲家の紹介

コンサート

松島 彜(つね)(1890-1985)
 ワルツ ( ピアノソロ ) 1933
 しのぶれど (平兼盛) 1929
 真珠(武内俊子)1943
 春のあした(尾上柴舟)1916
 崩るる蕾(句仏上人)1919

外山 道子(1913-2006)
 「やまとの声」1937 より
 祈り(古今集)
 山彦(古今集)

渡 鏡子(1916-1974)
 母上に(野長瀬正雄)1944
 祭りのまへ(北原白秋)1958
 モクマオウの街(江間章子)1972
 ママの立ち話(柴野民三)1968

金井 喜久子(1906-1986)
 月夜の乙女たち(ピアノソロ)「琉球舞踊組曲」1940 /1947?より
 「沖縄のうた」「沖縄のわらべうた」1945より
   東西東西(岸和一郎)
   てんさぐの花(金井喜久子訳詞)
   与那国の子猫(金井喜久子訳詞)
   宮古の子守唄(金井喜久子訳詞)
 絶筆(矢野克子)1951

吉田 隆子(1910-1956)
 ポンチポンチの皿廻し(中村正常)1931
 鍬〜組曲「道」より(中野鈴子)1932
 お百度詣(大塚楠緒子)1953
 君死にたまふことなかれ(与謝野晶子)1949

パリ日本文化会館(1階小ホール)
1月7日からのご予約 (www.mcjp.fr)

シャンピニー・シュール・マルヌ教会
Les amis de la musique(音楽友の会)主催コンサート
予約:06 46 11 58 26 - 06 16 89 74 15

PHOTO YUMI NARA © BRIGITTE ENGUERAND

defaut

この記事をシェアする

笹川日仏財団

ニュースレターにご登録ください