笹川日仏財団は、1990年3月23日の首相政令によってフランスの公益法人として認可されました。民間非営利の組織で、「日本とフランスの間の文化及び友好関係を発展させること」をその使命としています。
日本財団から拠出された30億円（当時約1億3,200万フラン）を基本財産とし、その運用益から収入を得ています。同様の2国間財団は、アメリカ合衆国（本部ニューヨーク）、スカンジナビア（本部オスロ）、イギリス（本部ロンドン）においても設立されています。
財団の最高意思決定機関は、フランス文化大臣またはその代理人を含む、フランス人8名と日本人7名の計15 名から構成される理事会で、年2回開催されます。
理事会の決定に従い、パリ本部事務局長が財団の運営にあたっています。東京事務局は、日本から出されたプロジェクトの企画、管理を行っています。
財団の年次会計報告は、法定監査を受けた後、主務官庁のフランス内務省のほか、関係省庁に提出されています。
ジャン=ピエール・ブリュネ [1] • フランス大使
橋本 龍太郎 • 最高顧問、元日本国内閣総理大臣
冨永 重厚 • 理事長 • STICジャポン代表取締役
マリーズ・オラニョン • 副理事長 • アフィーヌ社社長
ダニエル・ラリエ [2] • 幹事 • 財政総監査官
ジョルジュ=クリスチャン・シャゾ [3] • 監査役 • ラジオ・ノートルダム副社長
渡辺 昌俊 • 副監査役 • 元クレディ・アグリコール・インドスエズ銀行顧問
ピエール・ボードリ • エス・ビー・エイ株式会社代表取締役
早間 玲子 [4] • 建築家
ジャン=フランソワ・ジャリージュ • ギメ東洋美術館館長 • フランス文化・コミュニケーション省代表
水谷 正大 • 東京情報大学教授
中村 紘子 • ピアニスト
ジャン=ベルナール・ウーヴリユー • 元駐日フランス大使
リヌ・ルノー • 女優
イヴ・ルッセ=ルアール • メネルブ市長、元ヴォクリューズ県選出下院議員
笹川 陽平 • 日本財団会長
吉行 和子 • 女優
定款はPDFファイルにてダウンロードいただけます。
1.定款（2007年1月21日修正）
2. 2010年1月28日付フランス内務・海外県・海外領土・地方自治体大臣書簡
3. 定款修正を承認する2010年2月19日付フランス共和国官報
倫理憲章の目的は、当財団が活動するにあたり、あらゆる場面で準拠すべき諸原則および規則を制定することです。
2011年5月23日にテレビ会議で開催された第44回理事会にて策定されました。
財団の年次会計報告は、法定監査を受けた後、主務官庁のフランス内務省のほか、関係省庁に提出されています。