「RAD - Research for Architectural Domain」は、2008年に開始された、「建築の居場所(Architectural Domain)」を探るインディペンデントなリサーチ・プロジェクトです。
私たちのテーマは、建築的なアイデアは、「建てること」に留まらず、どう生かし得るか? という問いかけです。普段誰もが何気なく接している「建築」や「都市」といったものに、専門家のみならずより多くの方が関わることができる経路をつくることで、状況の見通しをより良くしたいと思います。こうした実践やアイデアを、記録・蓄積・公開していくことを、私たちの活動のねらいとしています。
私たちはこれまで、建築家との展覧会、レクチャー、シンポジウムの企画実施、町家や商店街の一角を改修するワークショップの運営、都市の資源と課題調査の実施や、その成果を反映するアーカイブサイトの構築、インタビュープログラムの企画を行ってきました。
現在、川勝真一、榊原充大、木村慎弥、佃哲朗、本間智希が参加しています。